2017年11月13日月曜日

君だけにしか拓けない未来、変えてみたくなったよ!

バトルスピリッツ ダブルドライブとラブライブ!サンシャイン!!

ラブライブ!サンシャイン!!ファンのみなさん、『バトルスピリッツ ダブルドライブ』という作品をご存知ですか?
ご存じない!?それはもったいない。
一体、どんな作品かというと↓です。

これでこの記事を終えても良いんじゃないかというくらい的確な画像ですね。

本編1話も公式で無料配信されています。

みんなが選んだここが凄い

テーマソング

ダブルドライブのOP・ED曲の歌詞は凄いです。
http://www.kasi-time.com/item-78996.html
http://www.kasi-time.com/item-78997.html

いかがでしょう。完全にラブライブ!サンシャイン!!ではないですか?

特に「君だけにしか拓けない未来、見てみたくはないかい?」の一節はラブライブ!サンシャイン!!の楽曲でも多く言及される「未来」という単語を使いラブライブ!サンシャイン!!でのテーマと一致するようなフレーズとなっています。
「見てみたくはないかい?」という問いかけの形式をとっているのも「君のこころは輝いてるかい?」の歌詞やアニメ本編でも視聴者に向かって問いかけるような演出といったものと通じます。
EDの「眩しい光追いかけて…未来へ行くのさ」も同様に"っぽさ"がありますねぇ。

また、2話で強く描かれているAqoursの仲間としての関係もまさに「一人じゃないだろ?ここにいるのさ、同じ想い持ったDaydream Believer」に現れていますね。Aqoursは仲間であるということを描いているのでこの歌詞は効いてきます。
それに「Daydream Believer」というフレーズがキスダムR 第十四節を彷彿させるのも良いですね。「夢は人生ってジグソーのいらないピース。だから簡単に忘れちゃうんだって」と言われた哀羽シュウ(キスダムの主人公)が「いらないピースなんて人生にない。俺はそう信じたい」と独白するシーンと重なるのがとても良いです。
あと、Aqoursも「Daydream Warrior」という曲を持ってますからね。やはり縁があるんでしょうね。

すべてのことには意味がある!

「すべてのことには意味がある」というのはダブルドライブで繰り返し言及される台詞です。
特に上記キャプの29話の「この世界にムダなことなんてない。すべてのことには意味があるんだ」はとても印象的です。

直前に訳あってダブルドライブを全話一気見する機会があったのですが、これがあったおかげでラブライブ!サンシャイン!!2期5話を10000000000000000倍くらい楽しめたのではないかと思います。

たまたまダブルドライブを見る機会があり、8月に一気見をしたからこそなんですね。この台詞がラブライブ!サンシャイン!!2期5話で「すべてに意味がある」 と繋がってきたときのカタルシスを得られたのは!!!!!!

そしてこの台詞ですが上述のキスダムの台詞とも繋がります。「いらないピースなんて人生にない」「この世界にムダなことなんてない」「この世界に偶然てないのかも」と脈々と繋がってくるのです。
ちなみにキスダムはラブライブ!サンシャイン!!っぽさはあんまりないかもしれないですが、終盤の展開は劇場版ラブライブ!っぽいです。面白いアニメなので視聴をオススメします。

ダブルドライブをラブライブ!サンシャイン!!2期に見ていたのってそれまでに見たアニメだったり経験だったりが繋がっているんだということを感じます。

スーパーファミコンのドンキーばかりやっていなかったら、パワプロクンポケット5を買わなかったら、BS11のアニメをひたすら見ていなかったら、プリティーリズム・レインボーライブを見ていなかったら、ヴァンパイアホームズを見ていなかったら、アクエリオンロゴスを見ていなかったら、Re:CREATORSを見ていなかったら
おそらくどれかが欠けても今回の視聴体験はなかったでしょう。これを実感させてくれたのがラブライブ!サンシャイン!!2期5話だったんですね。

この繋がりこそに"意味"があるんだと思います。

最後に

私はラブライブ!サンシャイン!!に通じることを体感できました。
しかし、アニメは自分で見てこそです
ダブルドライブを見ることで「君だけにしか拓けない未来」でどんな"答え"を得られるのか、見てみたくはないですか?

2017年10月2日月曜日

2017年夏アニメ雑感

放送終了順に

サクラダリセット
「サクラダリセット、、、100点!!」でおなじみ。
最初の3話に顕著だった「話通じなそう感」が相麻菫の心情表現とリンクしていて最終的にはスッキリと気持ちよくまとまってくれていた。2クールとはいえ9月前半というわりと早い時期に終わってたのも爽快感の一因かも。
10話以降は相麻菫が話を動かすようになっていて、それを最終的にケイが打ち破る流れはやっぱり美しかった。

Re:CREATORS
「レクリエーターズ、、、、、5点!!!!!!」でおなじみ。
話数はサクラダリセットより少ない22話ながら「落としたわけではない予定通りの総集編」が2回もあった。そのわりにはどうでもいい話が延々と続いていた。1クールの方が綺麗にまとまったんじゃないだろうか。
オタクのどうでもいい後悔とか内容のないまがねちゃんの引っ掻き回しとかなんだったんだという要素が多々あるのが難点。一番よく描けていたのは創造主と被造物の関係性だったのでそこに注力して描いてくれたら面白かったのかなあと思う。
毎週の見るときに謎の気合が入るアニメだった。

異世界食堂
OP曲が最高でした。
内容についてはとくに感想はありません。

アホガール
アホのよしこが周りに害悪を振りまいてあっくんに制裁されるという序盤の流れはめちゃめちゃ面白かった。途中からネタ切れなのかテコ入れなのか、よしこといろんな人の絡みが中心になってしまい際限なくイライラするだけで全く面白くなくなってしまった。
以前原作を読んでたときも同じように感じて途中で読むのやめたような記憶がある。

徒然チルドレン
アホガールと連続してる放送時間なので、やはり比較してしまう。
序盤はアホガールの爆発力で印象が薄かったが、アホガールが辛くなっていくのと対照的に積み重ねたものがドンドン威力を増していってとても楽しく見れた。
見やすさと面白さが両立していて気楽なところも良い。
円盤もBD出てたら買ってたかなあ。

活撃 刀剣乱舞
時間遡行軍について深掘りしてないのに歴史を守れてるのかという葛藤がどうにもチグハグに感じた。どうにも戦闘に意味を見いだせないというか。
終盤で突然函館に行ったのが意味不明すぎたりと、話が一本のドラマになってなかったと思う。
坂本龍馬回は坂本龍馬と陸奥守のドラマが綺麗に収まってて良かった。

ナイツ&マジック
序盤は勢いがあって良かった。
しかし、インフレが急激すぎて話のテンションについていけなくなってしまった。
研究所とのコンペ回あたりから怪しかったけど、空中戦が基本になってしまうのは流石にやりすぎだと思う。
それでもエルの純粋な異常性が話の筋を繋いでいるので全体的にはまあ楽しむことができたかな。
エル役の高橋李依さんの演技がとても良かったです。


プリンセス・プリンシパル
いぇえええええええ!何言ってるかわからなし。
というのは置いといて、OPのサビのところ映像と曲が噛み合いまくっててめっちゃ気持ちよくないですか?やばいよ

本編はですね、4話が好きなんですねぇ。いろんな要素がごった煮されててグツグツ作られてるのが実に濃厚なものになっていますね。

NEW GAME!!
ゆうゆうの初主演作が2期作られるような人気作になって嬉しいよ。
2期はシリアス要素がドンドン入ってきて凄く面白かった。その結実がキービジュアルコンペ回だったと思う。
ただ、キービジュアルコンペ後の話はどうにもエピローグ的な印象が否めなかった。コンペまでがシーズン2でコンペ後はシーズン2.5といった具合の立ち位置に思う。
青葉の立ち位置が(作品としてもイーグルジャンプ社内においても)固まってしまったので、コンペ後は青葉以外のキャラの掘り下げが行われていたけど、前半のように物語を動かすというものではなかった。しょうがないのかな。

18if
やっぱり2話で一気に引き込まれた。1話は画面の見せ方重視で話はよくわからなかった(設定も把握してない頃だし) ところ、2話で綺麗事をぶった切る展開に痛快さがあった。
逆に6話などなんやねんというような回もあったりして一長一短の度合いが非常に大きかった。各話個別に監督がいるシステムが上手くハマったように感じる。

10,11話でビシーッとぶち決めたと思ったら締めの12,13話がなんかふわふわ~としてたりと最後まで良くも悪くも(文字通り褒める意味でも文句の意味でも)予想がつかないアニメだった。とにかく普通であろうとしないアニメだった。
好きなのは2,3,4,5,8,9,10,11話でしょうか。

時間の支配者
「時の契り…発動!!!」←これが1回しかないのおかしいやろ!!!!!!
『ケイ(漢字知らん)』の人間の時間を食らう設定も1話くらいでしか描かれてないが、この1話の展開・演出などかなり良かった。
逆に言うとだんだんと物語が退屈な内容になっていったように思った。
超高速トランプミサイルのようなケレン味のある技がこのアニメの見せ場になっているだけあって、戦闘シーンは毎回見ごたえがあるアニメだった。 「加速!」「減速!」と叫ぶのがアクセントになって気持ち良さに繋がってたのかな。
あと、戦闘中にキャラがCGになってカメラをぐるーっと動かすような演出が印象に残った。

戦姫絶唱シンフォギアAXZ
シンフォギアシリーズは1期1話と2期2話くらいしか見たことなかったんですが、前半はノリが良かったですね。1話のヘリコプターのドアを通り抜けるミサイルとかかなり面白かった。
戦闘作画は毎回良かったですね。続いてるシリーズだけあるというか。
物語面では錬金術師側のエピソードが好きだった。3人の絆が感じられる要素が多々あって法月仁(法月仁としか呼んでないので名前忘れた)との因縁がありそうなところにもどうなるのか期待していたんだけど、カリオストロがあっけなく死んでしまった(死んでないが)あたりから、なんとなく積み重ねが崩れてしまったように感じてしまった。
もっと敵の錬金術師たちの描写に踏み込んで描いてほしかったと思う。

闇芝居 5期
3期はクリーチャーワンパターン、4期は意味不明投げっぱなしオチと全く面白くなかった闇芝居シリーズ。「5期は全員女性脚本家!」という何をプッシュしたいのかわからないキャッチコピーでどうなることかと思ったら5期は面白いんですよこれが。
気色悪い化物をドーンと出して「はい怖かったでしょー!」みたいなのとか、よくわからないせいで「うん、よく考えると怖いかもしれないな」みたいな怖いのか怖くないのかわからんようなのとかじゃなくて、ちゃんと怖いんですよね。
怪談話は起きている出来事そのものよりもそれをどう見せるのかの方が重要なんでしょうね。

2017年6月19日月曜日

ヒューマンリソースマシーン 攻略 解答メモ


ヒューマンリソースマシーンとは

ニコニコ大百科が詳しいです。
一言でいうと、使える命令に制限がかかった競技プログラミングのようなゲームです。アセンブリ以下の機能でいろいろなアルゴリズムを実装していくというプログラミング入門みたいなところがあります。
日本ではswitchで発売中(2017/6/19現在)

ブログ用の特殊な表記
ゲーム内表記ブログでの表記
jump if zerojump(zero)
jump if negjump(neg)
jumpの終点(行数)からjump

以下、解答につきネタバレ注意

ステップ数が未達成です。 行数が未達成です。

2016年10月8日土曜日

手ぶら通勤をしよう

突然ですが、アニメ・特撮の話でもなければプログラミングの話でもない、断捨離でもやってる意識高い系ブログみたいなことを書いてしまおうというテコ入れ回のような記事になります。
自分は意識低い系なので荷物を減らしたら楽だよなあという気持ちだけでやっています。

「置き勉」はあるのに・・・

学校に教科書を置きっぱなしにしてバッグの中身は空で通学する「置き勉」というのはよく耳にしますね。
実際、私も高校時代は宿題で必要なものだけ持ち帰ってあとはロッカーに詰め込むようにしていましたし、大学4年・大学院のときは研究室に荷物を置きっぱなしにしてバッグを持ってこない(近くに住んでいたので必要になったら取りに帰ればいい)という生活をしていました。

これが社会人となるとどうでしょう。置き勉という言葉はあるのに置き仕とかそういう言葉はないですよね。
一般には手ぶら通勤があまり普及してないことの現れでしょうか。
社会人1年目ながら早速手ぶら通勤を始めてみたので手ぶら通勤について書いてみます。

通勤時の荷物必要ですか?

みなさんは通勤するときにどんなものを持ち歩いているでしょうか。
  • スマホ
  • 財布
  • IDカード
  • ハンカチ
  • 定期入れ
  • 手帳
  • 筆記用具 
  • 音楽プレーヤー
  • 折りたたみ傘
  • PC
  • 書類
  • 弁当
  • 水筒
だいたいはこのあたりでしょう。

外回りする営業マン、会社からPCなど持ち帰らなければならない人、自炊しているから弁当を持っていく人、節約のために水筒に飲み物を入れていく人ならば持ち運ぶためのバッグが必要なので手ぶら通勤は難しいのでバッグを持って通勤をがんばってください。
あとは必需品の多い女性だと手ぶら通勤は難しそうですね。

そうではない人は以下の荷物の扱いを考えてみましょう。
  • スマホ→ポケット
  • 財布→ポケット
  • 鍵→財布、ポケット
  • IDカード→ポケット
  • ハンカチ→ポケット
  • 定期入れ→定期を財布に入れる、モバイルSuicaを導入する
  • 手帳→スマホに移行する、会社でしか開かないなら会社に置く
  • 筆記用具→会社に置く、ボールペンを胸ポケットに入れる程度にする
  • 音楽プレーヤー→胸ポケットに入れる、スマホアプリで代用
  • 折りたたみ傘→会社と自宅の両方に傘を常備する
  • 本→読まない、電子書籍にする、文庫ならポケットに入れる
ざっとこんなところでしょうか。
ポケットが膨らむのが嫌というオシャレさんはここで脱落です。
スマホとハンカチと文庫本を一つのポケットに詰め込むと結構パンパンになって見苦しいのも事実ですからね。
とりあえず名刺とかクレジットカードとか病院のカードとかを財布に詰め込みましょう。



いらないものを削るとだいぶスッキリしました。
  • スマホ
  • 財布
  • ハンカチ
  • IDカード
  • 音楽プレーヤー


ズボンの左右にスマホ・ハンカチと財布、胸ポケットに音楽プレーヤーとIDカードで収まりますね。
スーツの上着を着るならそのポケットも活用すると文庫本も楽々持っていけます。

普段は内勤だけどたまに外に出るという場合でもバッグを自分の席に常備しておけばよいだけなのであまり問題にはならないでしょう。
道具というのは必要になるときに使うというのが大事なのです。



私の通勤時の荷物を撮った写真がこれです。
本当は会社のスマホもあります。
カードケースはIDカード入れです。
余裕で入ります。


手ぶら通勤のメリット

準備が10秒で終わる

  1. 置いてあるスマホをポケットに入れる
  2. 財布をポケットに入れる
  3. IDカードをかける
  4. イヤホンを手に取る
  5. 終わり
速攻で終わります。
退勤するときも同様なので、仕事が終わったら「お疲れ様でした」といって帰るだけ。トイレに行くときと同じような状態なので1分も経たずに終わります。

体が軽い

成人男性の平均体重66kgとしてカバンの荷物が2kg弱あるとすると、カバンの締める重量は2%ほどになります。
自重の2%のものが肩掛けなら肩、手持ちなら手から腕にかかるというのは結構疲れるものです。歩いているときの軽快さが段違いです。まして出勤するときの重い気分のときに体だけでも軽いと随分違いますね。
全体で考えても重量が2%減るということは歩くエネルギーも2%減るということ。小さいものですが長い目で見るとこれも効いてくるのではないでしょうか(適当)。

(満員)電車では荷物の位置を気にする必要もなく適当にスマホを弄りながら電子書籍を読んだりできるのも良いですね。
私は今スマホのKindleアプリで『でんぢゃらすじーさん』を読んでます。

通勤前後で身軽に動ける

出社前あるいは退勤後の寄り道が楽です。
荷物がないのでふらっと寄り道しやすくなりますね。荷物があると歩くのに疲れるのでまっすぐ帰りがちだったのが、店を開拓しようと歩いてみたりすることが多くなった気がします。
ビジネスカジュアルとかの私服通勤の場合は特にそうなのですが、そのまま遊びに行ったりもしやすくなります。退勤後にオフ会に直行したら「抜け出してるのかと思ったら退勤してたんですね」と言われたくらいには身軽な感じになります。

手ぶら通勤のデメリット

自分は気にならないのですがデメリットも考えてみました。

意外と金がかかる

家と会社に傘を置いていても通勤時のにわか雨にはどうしようもなくなります。家や会社が駅や駅と繋がった地下街に直結ならばリスクは軽減されますが、食らってしまったらそのたびに500円ほど出して傘を買わないとどうしようもないですね。
また、家に置いておくバッグと会社に置いておくバッグで1つ余計にバッグが必要ですし、飲み物も会社にウォーターサーバーなどがないなら買う必要があります。

なんとなく格好がつかない

個人的にはどうでもいいですが、気になる人は気になるでしょうね。特にスーツで手ぶらだと世間の目が気になる人も多そうですね。わりとどうでもいいです。
私も手ぶら通勤1週目あたりでは荷物ないのかと聞かれることもあったのですが、2週目あたりからは特に何も言われることもなく普通になりました。
社風によってはいろいろ言われることもあるかもしれませんね。

 

手ぶら通勤をしよう

メリットとデメリットを考えるとパフォーマンスは大きいです。
手ぶら通勤を試してみる勇気が出ないという人は手ぶら通勤のつもりでバッグは空で上記の荷物の削減をやってみるのはどうでしょうか。
そもそも私が手ぶら通勤をしようと思うキッカケは出社してから退勤するまでバッグを一度も開かずに終えることが続いたということがあります。
バッグなんかなくてもなんとかなるんだということを体感してみれば意外と行けそうだという気分になるのではないでしょうか。
みなさんも何も持たないで気持ちのいい通勤をしてみるのをオススメします。

2016年5月26日木曜日

ズートピア感想

 各所で「ポリティカル・コレクトネスを見事に描き切った名作」と言われている本作を見に行った。 そのうえで言わせてもらいたい。製作者が差別心を描くためにまた別の差別を描いてるだけではないかと。

(以下は終盤のネタバレも含みます)

 特にに気になったのは警察署に配属された主人公のウサギ(キャラ名は一切覚えられなかったので種族名で記す)が駐車違反の取締を命じられて不満そうにすることだ。 このシーンだけならば問題はなかった。"エリート意識を持った新人が小さな仕事を割り振られてショックを受ける"というありがちな描写だし、自分も最初はそう思って見ていた。 しかし、ウサギと共に事件を解決したキツネが最後に配属されてきたときのことである。「キツネも駐車違反取締で終わるんだろうな」と思いながら見ていたら予想外の展開で度肝を抜かれた。なんと、「駐車違反なんて小さな仕事なわけないだろ。暴走車両を取り締まってこい」といきなり重大な仕事を割り当てたのだ。この最後の展開のせいで序盤の仕事の割り当ての意味合いが全く変わってしまっている。「ウサギがウサギであるがゆえにつまらない仕事を割り振ったのでした。見た目で差別は良くないですね」ということになってしまう。はたして駐車違反を割り振るのは差別なのだろうか。新人ならばこのような小さい仕事から担当するのが筋ではないのか。全員が出払ってしまっては駐車違反取締は誰がやるのか。駐車違反なんてのは放置していてもいいようなどうでもいい仕事だったのか。事の大小はあっても駐車違反取締は不必要な仕事という描き方には違和感が拭えない。
 もう一つ気になるのが「獰猛そうに見える肉食動物は被害者で悪いのは副市長たち羊の一味でした」というオチだ。言うまでもなく価値観を逆転させただけで一方的な見方で善悪を決めつけているのは何も変わってはいない。"悪い羊たちは逮捕されました。めでたしめでたし"でいいのか?

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 ここまで書いたが、流石に差別心の描き方が不完全というだけでは星1つにするほどではなかった。ストーリー展開にも非常に難点の多い作品だということも要因である。
 この映画のストーリーはわらしべ長者のようになっている。"主人公のウサギが何かして巡り巡って命を助けてもらったり情報をもらったりする"という流れである。良く言えば「伏線の回収が見事」にてもなるのかもしれない。しかし、それによって刑事モノの謎解き展開をこのウサギはラッキーだけで事件を解決しているだけとなってしまっている。"黒幕の羊副市長が事件解決のきっかけになっている"くらいなら上手い回収と言えるのだが、キリがないほどに続いてくるため、パン屋のキツネが普通に使っている俗語を知るだけで大発見のようになってきて警察がどれだけ無能なんだよというように思えてくる。
 主人公のウサギについても問題がある。ネズミたちの街に逃げ込んだひったくり犯を追いかけて街中に大規模な被害を与えており、クビだとまで言われるのは当然だと思った(というか無断で侵入した時点で重犯罪だと思うが)ので反省したのかなと見ていたら終盤になっても黒幕の研究施設を発見したときに署へ連絡すればいいものを一人で突っ走って正面衝突未遂を引き起こすなど全く反省していなかった。持ち前の運の良さであらゆる問題を解決したため問題なしとされていたのだろうか。犯人を捕まえたこととネズミの街に入ったことは別問題なのと同じく列車を爆発させるほどの大規模な被害を起こしたことの責任は取るべきだった のではないかと思う。
 最後に唯一この映画で絶賛したい点を述べる。 それはナマケモノの描写だ。このシーンがあったので映像と演出は星5にした。 ディズニー作品はコマ数が多い(いわゆる"ぬるぬる動く")のだが、それがナマケモノのスローな動きと絶妙に合っていて、アニメーションの面白さを感じた。 このシーンはなんと公式配信されているので映画館に行かなくても見れるのが素晴らしい。
https://www.youtube.com/watch?v=FYy3n-ICuBo

2016年2月27日土曜日

UserScriptLoader.uc.jsをFirefox 46で使えるようにする

Firefoxの拡張機能userChromeJSのスクリプトの一つUserScriptLoader.uc.jsがFirefox Developer Edition 46で使えなくなっていたので、その修正を行った。
https://gist.github.com/KyoPeeee/2a777b5bde599baf8779


なぜ使えなくなったかというと、次の2つの構文が廃止されたのが原因。

式クロージャ

https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Operators/Expression_closures

function(s) "delay" in s ? safeWindow.setTimeout(run, s.delay, s) : run(s)
のようになっている構文である。
これを
s => "delay" in s ? safeWindow.setTimeout(run, s.delay, s) : run(s)
とアロー関数に置き換えた。


古い形式のArray comprehensions

https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Operators/Array_comprehensions
[x for(x in USL.database.pref[script.prefName + name])];
という書き方が使えなくなった。
[for (x of USL.readScripts) if (x.disabled) x.leafName];
という新しい書き方か
data.map(x => x);
とmap関数に置き換えた

リリース版のFirefox 46でも使えなくなる可能性が高いと思うので、ここにメモしておく。

2016年1月30日土曜日

応援上映について書いたレポート課題

履修している講義(ほとんど出席してない)の課題で応援上映について書くことにしたので、せっかくなので公開することにした。



本稿では、『劇場版プリティーリズム(2014)』およびその後継作品である『劇場版プリパラ ~んなあつまれ!プリズムツアーズ(2015)』、TVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』の続編である『KING OF PRISM from PrettyRhythm(2016)追記:byとfrom間違えてるけど公式サイトが間違えてるのをコピペしたから仕方ないですねpic.twitter.com/06V44cM5iHで形作られてきたアニメ映画の新しい形である応援上映”(作品によって熱唱上映おうえん上映など表記が異なるが本稿では応援上映で統一する)について述べる。
応援上映とは、映画を見ながらサイリウムペンライトの使用やコールなどが認められている上映方式である [1] [2] [3]。この上映方式の先発となるものとしては『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』のファン有志による絶叫上映会 [4]が挙げられるほか、ライブイベントを映画館と生中継するライブビューイングとも共通する要素が多い。
『劇場版プリティーリズム』で初開催された時は舞台挨拶を兼ねた開催であったが [1]、これが好評を得たため、その後は舞台挨拶なしの応援上映が不定期に東京・神奈川で開催されることとなった。『劇場版プリティーリズム』はTVアニメ『プリティーリズム』のプリズムショー(歌・ダンス・フィギュアスケートなどの要素を取り入れたショー)の総集編映画であり、劇中でもショーに対するコールなどがあったため、その台詞を叫ぶことが多く行われるようになった。これを受けて作られた『劇場版プリパラ』や『KING OF PRISM』では、応援上映が不定期・首都圏のみの開催ではなく全国各地の劇場にて行われるようになった。また、作品の内容についても応援上映を想定した構成がなされるようになった [5]。『プリパラ』はアイドルを描いた作品であるため、ライブシーンに入る前に各キャラのペンライトの色を教えてくれるなど作品の内容にも応援上映の仕組みを盛り込んでいる。『KING OF PRISM』では女性キャラの台詞を字幕で演出することでそのシーンのアフレコをすることで没入感を得られるようになっている。
こ の応援上映と他作品のライブ形式のイベント上映の大きな違いとして、応援上映は複数回実施されているということがある。これによって観客の練度が上映を重 ねるごとに上がっていき、より深く楽しむことができるようになる。その一例として『劇場版プリパラ』の応援上映で一人の観客が行ったコールがその後の上映 で定番となっていくという事例があった。『プリパラ』では声優・アイドルとして活動しているグループiRisがメインキャラのキャストを担当している。そのため、舞台挨拶ではアニメ・声優ファンとしてよりもアイドルファンとしての側面が強い観客が多数参加しており、コールについてもアイドルのライブで見られるMIXなどが行われることもあった。アイドル現場でのコールのうち「超絶かわいい」と呼ばれるコールがあり、あるとき一人の観客が「超絶かわいいシオン(プリパラのキャラ)」というコールを行ったところ、後の上映でそのコールがアイドルファンではない層にも広がり、『劇場版プリパラ』の定番コールといえるほどにまでなった。一方、『KING OF PRISM』 では監督が舞台挨拶で、歌舞伎役者であるキャラが出てきた時に「七代目!」と歌舞伎の大向うをやってほしいという話が出て以降はやはりこれも定番化した。 また、観客の側でも主人公が嫌いな食べ物を聞かれるシーンで好き放題に自分の嫌いな食べ物を叫んだり、悪役が「殺す!」と言う瞬間に観客も揃って「殺 す!」と叫んだり、杖を手に叩く動作を真似したりとライブ以外の部分で声を出して楽しむ要素が大きく増えておりアニメでライブビューイングを表現した『劇 場版プリパラ』から一歩進んだ参加型アニメコンテンツとしての新たな表現が切り拓かれていると感じた。
応援上映が参加型コンテンツとして双方向性を持っている要因は作品本体と観客だけではなく運営側によるものも大きい。公式サイトの注意事項にあるとおり、コスプレでの来場も認められている [1] [2] [3]。舞台挨拶付きの上映などではコスプレして来場した観客の写真をTwitter公式アカウントで公開したり [6]、応援上映の様子を撮影した動画をyoutube [7] [8]で公開したりするなど参加したことのないファンにどんなものなのか伝える活動も行っている。これらの周知活動は非常に大きな役割を果たしているように見受けられる。
応援上映は観客が作り上げていく上映方式であるために、雰囲気作りが非常に重要となる。『アナと雪の女王(2013)』のみんなで歌おう上映が失敗した上映の原因として雰囲気が歌う雰囲気ではなかったという問題が挙げられている [9]。応援上映では、上記のように成功した上映の雰囲気を周知することで他の地域でも同様に盛り上がる雰囲気を作ったり、上映開始前に専用ナレーションを流すことで特別な上映ということを意識させたりするような雰囲気作りがなされている。
近年は家庭での映像再生装置が充実しており、映画の評判を聞いても「DVDが出たらレンタルして見よう」といった人も増えている。しかし、応援上映では他の観客の声を聞いたり、一緒になって声を出したりと、多数の観客の中で見ることが楽しさにつながっている。そのため、DVDで見るのではなく映画館で見ることが必須であり、参加してこそ楽しめるイベントとなっている。観客自身が映画のコンテンツとなる応援上映の双方向性は現代の新しい映画の仕組みとして新たな動きを作り上げていくことができるものであると私は感じている。


参照文献
1. 3/16(日)横浜ブルク13にて、熱唱上映&キャストトークイベント 詳細発表! (オンライン) 2014228. (引用日: 2016130.)  http://prettyrhythm-movie.jp/news/detail.php?id=1008001
2. 毎週金曜日&日曜日に「アイドルおうえん上映会」開催決定!!(全国5劇場にて). (オンライン) 2015227. (引用日: 2016130.) http://pp-movie.com/01/news/detail.php?id=1019449
3. コスプレOK!声援OK!アフレコOK!「愛をいっぱい届けよう!プリズムスタァ応援上映」全劇場で開催決定! (オンライン) (引用日: 2016130.) http://kinpri.com/news/detail.php?id=1030574
4. 関西空戦魔導師戦技映像資料鑑賞会. (オンライン) (引用日: 2016130.) http://lyrical-live.com/event.html
5. 劇場版『KING OF PRISM』監督、キャラ原案&デザイン……制作スタッフ陣のアツすぎる想い、みんなに届け! animateTv. (オンライン) 2016126. (引用日: 20161月30日.) http://www.animate.tv/news/details.php?id=1453429037
6. 『劇場版プリティーリズム』コスプレ来場者. (オンライン) 2014329. (引用日: 2016130.) https://twitter.com/PRR_music/status/449806892953370624
7. 「劇場版プリパラ」アイドルおうえん上映会(2015313日) . (オンライン) 2015319. (引用日: 2016130.) https://www.youtube.com/watch?v=4G2FFU8zHGE
8. 声援OK!コスプレOK!アフレコOK!劇場版「KING OF PRISM」プリズムスタァ応援上映PV . (オンライン) 2016128. (引用日: 2016130.) https://www.youtube.com/watch?v=FIJk6pT8U_A